「まじめで誠実、仕事もできる人なんだけど・・・」で女性に縁がないという人は知り合いにいませんか？まじめであることは仕事をする上で大切なポイントですが、恋愛面ではマイナスポイントになることも。まじめに女性に接しているのに恋人ができない、結婚相手に巡りあえないと悩んでいる人も多いでしょう。
今回はどうしてまじめな男性がモテないのか原因と対策についてご紹介します。
まじめな男性とは
まずはまじめな男性とはどのような男性なのでしょうか。
連絡がマメ
丁寧なコミュニケーションを心がけるのはまじめな男性の特徴です。恋愛における駆け引きはせず、仕事と同じように連絡がきたらすぐに返信する、重要なことは電話や直接会って話すなど。
返信内容もしっかりしていますし、相手が傷つかないよう配慮してもくれます。きっと「返信が遅れました」「ごめん、連絡するのを忘れていた」ということもありません。
言動や行動に一貫性がある
まじめな男性は、過去に自分がとった行動や言動に対して強い責任感を持ちます。過去に発言した言葉や起こした行動を終始一貫した姿勢を貫き、ブレることがありません。
その反面、話題を振られてもまじめな返ししかできず、頭の固い人、つまらない人だと思われがちです。女性は男性に対して誠実さを求めますが、第一印象はよくても、恋人としてみると避けられる傾向にあります。
人に頼るのが苦手で完璧主義
まじめな男性は誰かに仕事を頼んだり、何かをお願いをしたりした場合、自分の望む結果にならないと強い不満を抱きます。結果として自分でやったほうがいいと感じてしまい、人にお願いしません。本当に困ってしまい、人にお願いしようとしても、どのように説明すれば理解してもらえるかわからず自分で解決してしまおうと抱え込んでしまうのが特徴です。
まじめな男性の恋愛傾向
恋愛に対して消極的
まじめな男性の恋愛傾向として最もあげられるのが消極的であるということです。スマートに行動できる男性はモテますが、まじめな男性は消極的すぎて自分から話しかけず、デートに誘うこともできません。誘おうとしても相手がどう思っているか気になってしまい時間がかかってしまいます。
一途な性格
一人の女性に対して一途な割りに消極的なので、結果が出るまでのスパンが長く、多くの女性にアプローチすることがありません。そのため、恋人や好きな人がいるなら他の女性に目がいくことなく、その人だけを好きでいます。恋愛において他の女性と浮気の心配をすることはないので、貴重なタイプといえるでしょう。
結婚を意識している
まじめな男性は付き合った女性とは結婚まで考えて恋愛する傾向があります。とりあえず付き合うということがないので、お付き合いとなれば結婚まで意識しているので、将来のことをしっかり考えているとも捉えられます。
まじめな男性がモテない理由とは
まじめな男性がモテないのは以下の様な理由です。
一緒にいて刺激的ではないから
まじめな男性は恋愛において安心感を求めます。趣味嗜好において男性のほうが没頭しやすいですが、恋愛において刺激的でロマンチックな要素を追求する女性が多い傾向です。そのため、まじめな男性と一般的な女性では、恋愛観が大きく異なります。二人で楽しく情熱的な恋愛がしたい、あるいは女性をワクワクするような気持ちにさせてくれる男性がモテるのです。
また、まじめな男性は好きな女性に余計な心配をかけず、じっくり信頼関係を築く恋愛をしたいと思っています。
女性に対して理解しようとしているけども、言葉で伝えなければ女性にはわかりません。愛している気持ちを言葉、態度、行動で表すようにしましょう。
冗談が通じない
会話を弾ませるために冗談を言ったら、本気で受け取り否定的な態度を取られたら、女性は驚いてしまいます。例えば一緒にテレビを見ていたら、芸能ネタでジョークを言ったつもりが真に受け取り「それは違うと思うけど」と言ってしまったということはないですか。
まじめな男性は冗談が通じないケースが多いのです。冗談の中にも好意や優しさが隠されていたとしても、上手く受け取れないかもしれません。まじめな男性がつまらないと思われてしまうのは、女性が気遣っていった冗談が通じないのも理由の一つです。
質問ばかりで会話が盛り上がらない
男性なりに会話を盛り上げようと質問攻めになっていませんか。自分の話はせず女性のことばかり聞いてくると、女性は尋問されているようで鬱陶しいと感じてしまいます。
親しくなりたいと思っているのに、女性にそのように思われているなんてショックですよね。会話はキャッチボールです。ひとつの質問に答えてもらったら、そこから会話を広げるようにするようにしましょう。
分析して独りよがりなアドバイスしてくる
男性と女性は考え方が大きく異なるため、お互いが歩み寄らなければ良好な関係は作れません。まじめな男性はその性格から分析はできるのですが、その結果が主観的だったりします。
女性の愚痴に対して分析してアドバイスしていませんか。女性からすると「実際の状況を知らないのに」と不快になってしまいます。男性はよく話をまとめようとしますが、女性はあまりしません。相手の発言に対して、十分に情報を聞かないで決めつけるのはやめておきましょう。
どうしてまじめでない男性がモテるのか
まじめ男性からすると、チャラチャラしていかにも悪そうな男性がどうしてモテるのか疑問に思うかもしれません。どうして、このような男性がモテるのかというと一つの研究結果が出ています。イギリスのダラム大学の研究で女性に対して、色々な男性のプロフィールだけを見せてもっとも魅力を感じた男性についてアンケートを取りました。プロフィールのみで外見の情報はありません。その結果、一番魅力的に感じた男性というのは外向性が高く、神経症的傾向が低い男性だったのです。
外向性が高い・神経症的傾向低い男性とは
外向性が高いとは、初対面の人でも気兼ねなく話せるタイプのことです。そして神経症的傾向が低いとは落ち込みにくく、何があっても動じないメンタルを持つタイプになります。つまり、この2つのタイプを持つ男性が女性にとって魅力的に感じるのです。
いわゆる悪そうな男性はこのタイプが多く、相手がどう思っているか考えず、自分の思っていることをストレートにいい、常に自信満々です。なんとなくイメージできたのではないでしょうか。相手がどう思っているか考えないため、人にすぐ頼る傾向にあります。これがどうしてモテる女性の母性本能をくすぐるから。女性に「私がいないとダメなんだ」と思わせやすいわけです。
日本にいる男性のほとんどがまじめで優しい人たちばかりなので、悪そうな男性はそこまで多くありません。その点が希少価値となって女性を引き寄せているのです。
まじめな男性がモテるためのコツ
では、まじめな男性が悪そうな男性のように振舞えばモテるようになるのでしょうか。それも一つの方法ですが、急に悪ぶってもすぐに地がでてきて、悪い面しか目立たなくなります。そこで、まじめなままモテるためのコツについてご紹介します。
見た目を変える
まず大切なのは第一印象です。第一印象が悪ければ、内面まで見てくれるのに時間がかかります。そのためには見た目を変えましょう。
これまでの自分の髪型やファッションを変えるのは抵抗があるかもしれません。ですが、女性に良い印象を持たれるには躊躇している場合ではありません。自分に似合う髪型やファッションがわからなければ、店員さんに聞けばいいのですから。あなたに似合う服装や髪型についてアドバイスしてくれますよ。
ギャップを見せる
恋愛において、意外なギャップを見せることは重要です。ギャップ萌えという言葉もあるほど、ギャップは人の心を動かします。女性はギャップのある男性に弱いといわれていますから、意外な一面を見せるというのは効果的です。まじめさをプラスな面として、マイナス面を見せてみましょう。弱い部分や頼りない部分を見せることに抵抗を感じるかもしれませんが、女性は親近感が湧きやすくなります。
自分の感情を表現する
まじめな男性は感情表現が苦手です。女性に対して好意だけではなく、緊張や不安、ドキドキなど色々な感情があるのでは？その感情を女性に素直に伝えましょう。そうすることで、女性と感情的で深いコミュニケーションを取ることができます。
マイナスな感情をつたえるのはカッコ悪いことだと思うかもしれませんが、沈黙が続くよりいいでしょう。モテる男性は感情を素直に言語化します。自分をさらけ出すことも女性が信用するポイントです。
アプローチを素早く
まじめな男性はアプローチが遅い傾向なので、積極的になることが大切です。女性は気持ちが変わりやすく、気分次第で相手のことを受け入れるか決める傾向があります。だからこそ、女性が考える前にアプローチする必要があるのです。女性に悪い印象を持たれないために消極的になってしまうのもわかりますが、アプローチしなければ進展することはありません。積極的に声をかけて誘ってみましょう。
積極的に恋愛する
モテるモテないと考える前に、恋愛しましょう。恋愛から遠ざかっていると、回りからみても雰囲気で感じ取れます。恋愛に興味がないように見られれば、相手との進展は期待できません。そっと身を引いていくでしょう。
モテる男性は恋愛をポジティブに考えています。受け身ではなく自分から行動し、恋愛のステップを進めていきましょう。恋愛が成就するかどうかではなく、恋愛する意欲を途切れさせないのが重要です。
今、好きな人がいなければ出会いの場に積極的に行きましょう。そのような場所に行くことで、好きになれそうな人が見つかるかもしれませんよ。
まとめ
まじめであることは決して悪いことではありません。結婚相手としては必ずプラスになる要素です。しかし、恋愛面ではまじめであることは裏目に出てしまい、上手くいかないケースもあるでしょう。モテないことに悩んでいるのであれば、相手から見た自分がどう映っているか考えて、行動してみてはどうでしょうか。