社内恋愛のメリットデメリット
社内で恋愛するには、メリットもありますがデメリットもあります。気になる異性が社内にいて社内恋愛になりそうな人は社内恋愛のメリットデメリットを十分把握しておきましょう。
仕事中も一緒にいられる
同じ会社に属しているため仕事中であっても2人の距離が近くなるのは社内恋愛の大きなメリット。どんな仕事をしているのかを把握できるうえ、相手が仕事でいき詰まっていればサポートしてあげることも。支え合いの場が増える点では、社内恋愛は大きな力を発揮します。
また、同じ会社に属しているからこそ社内イベントや飲み会などの事情も理解してあげられます。相手から飲み会で遅くなるから、といわれても本当に飲み会なのかわからなくて、つい疑ってしまう人もいるのではないでしょうか。環境を共にすることから、自分だけでなく相手の不安も軽減されます。また、飲み会をきっかけに社内恋愛に発展したカップルもいます。
企業は、事業によって様々なビジネスモデルをもちます。それによって求める人材も価値観も異なってきます。そうした中で、同じ企業にいる2人は共通の話題をもつ可能性が高くなります。趣味だけでなく、企業が運営する事業分野も一緒。話題に困ることはないでしょう。
社内で浮いた存在に
社内恋愛はメリットだけではありません。時にはデメリットを大きく感じてしまうこともあります。その1つが社内で浮いた存在になることです。これは、社内恋愛をしていることがほかの社員に知られてしまうことで起こるデメリットです。恋愛は特別な感情を発するため、仕事でそのような関係になっている人は周りからみると浮いてしまいがち。
なかには、嫉妬心を抱いた社員からいじめにあう可能性もあります。恋愛にエールを送る人もいるでしょうが、人間の心理は複雑で、言葉と本心は自分でもわからないもの。複雑な感情を割り切るためにエールを送った後で、影で嫉妬話をされていた…という状況は十分考えられます。
社内恋愛できたからといっても、ほか社員に話してしまうことはあまり良い考えではありません。たとえ、先輩や同僚の人柄が良くても、うかつに話すことのないよう気を付けましょう。
恋愛と仕事は別
社内恋愛では、お互いの力によってプロジェクトを成功させることもあるでしょう。しかしながら、相手を意識しすぎて業務効率が下がってしまう可能性もあります。会社にも自分にも相手にも良い影響は与えません。
会社は仕事をするところであり、恋愛をする場所ではありません。「一体何をしにきているのか」と周りから厳しくみられてしまうおそれもあります。社内恋愛をするのであれば、「仕事は仕事、恋愛は恋愛」の節度をもちましょう。
上司に伝えるべきか等社内での対応について
社内恋愛は基本的に2人の秘密にしておいたほうが仕事も恋愛も円滑に進みます。一方で、状況によっては事前に上司に伝えておかなくてはなりません。
もし、業務に差支えがでるようであれば、なるべき早く報告しましょう。プライベートとはいえ、それを仕事に持ち出してはいけません。今後の上司の評価は変わってしまうことも考えられますが、報告せずに解決できないよりはずっと良いでしょう。
ほかにも、結婚を間近に控えているのであれば、その報告と共に社内恋愛を打ち明けても良いといえます。結婚はすぐにたどり着けるものではありませんし、仕事の成績も順調であれば報告しても問題になりません。